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イストラン
[ 2846 new post ] 2/29/Sun/2004 |
さまざまな比較
タイプによって三つか四つに分かれる。
1 グルジェフ系との比較
なんといってもいの一番にこれが来るのは、カスタネダの青年期を通して、グルジェフ一派のアリカとの接続というものがある。RECAPITULATIONという観念の取り扱い、その他。
2 実存主義との比較
これは私の趣味。人がカスタネダにイカレタとしたらその言説の機能はどこにあるのか、その多少なりとも正確な像を提出するにはキルケゴールと比較し、またハイデガーと比較するにしくはない。多くのテーマが比較可能と思われるのでいちいちあげることはしないが、第二巻、第三巻、第四巻を通しての概念をすっきりさせてくれる。
3 その他有象無象のエピソード
a 夢見
サステインドでも取り上げられているが、20世紀初頭のファン・エーデンの研究。この人物は「明晰夢」というものを初めて概念化した人物であり、その著作には夢見の中で手を見るというテクニックも紹介されているという。
b 集合点
後期の著作から入った読者はこれについてあまり疑いを抱かないが、最初から読んでいるものにとっては非常に疑わしい懐疑要素の一つである。というのはそもそもなんでこれが最初から記述されていないのか、という点で。
推測としては、放射や焦点化、またエネルギーという言葉については、ロバート・モンローのフォーカス論から取ってきたのではないか。
c 捕食者
また人間を高次生命体の食物とするところは、月の食物としての人間というグルジェフの語りと相まって、モンローの話はカスタネダのプレデター(フライヤー)と比較されるだろう。
単なる食物ではなく、そもそも精神の中にこれが住み着いているという観念は、コリン・ウィルソンの『精神寄生体』からの影響だということはサスティンドアクションで指摘されている。