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TOPIC 『呪術師の弟子:カスタネダとの生活』(エイミー・ウォレス)
 
Subject マルコ アントニオ カラム(ニュー ナワール)
Author イストラン [ 2782 to イストラン ]  1/11/Sun/2004  神秘主義と哲学 eleutheria.com

1)マルコ アントニオ カラム
2)トニー・ラマ
3)新しいナワール
4)テオティワカンのピラミッドで、ダライ・ラマのためのメキシコの仏教徒集会を手配した。彼は高い所から群衆の写真を撮ったが、そこにはカルロスが「飛行者 flyer」とか「voladores」として記述したエイリアンの捕食者に対応するような黒い影を持つ羽の生えた生き物が現れていた。宗教的な力を持つ人びとの高い集中はそれらの生き物が人間化することを可能にした、とカルロスは信じていた。というのは、彼らの食べ物はエゴに満ちた自己没頭 self-absorption(これはカスタネダが宗教的献身と信じているものである)だからである。この写真は内輪のグループに見せられ、それから1995年の数回のワークショップで参加者に見せられたものである。
5)メキシコのカサ・ティベットの長であり、1994年にカスタネダと会っている。カスタネダは彼が超常的な力を持っていると信じて、ロサンジェルスを訪れたときに招待した。トニーは1995年2月のワークショップを組織し、主宰した。加えて言葉の天才であり、スペイン語と英語へのすばらしい翻訳がある。「飛行者」の写真の前兆後に、カルロスは彼をロサンジェルスへ転居するよう促した。
 私が最初に受けた称号−「エレクトリック ウォリアー」、 比類なき贈り物の神秘的呪術師−は、このグループに加わった一人の女性に与えられたのだった。私たちはこのあだ名が慣習的な誘惑であり、カルロスの死まで続く音楽椅子ゲームであることをじきに知った。しかしトニーに対してカルロスが「新しいナワール」だと言ったとき、 これ はカルロスの経験では予期しなかった出来事だった。長い熟考の後に、トニーは申し出を断った。徐々に、カルロスの話が作られたものであり、そのメソッドが破壊的かつ下劣なものであると確信していった。とりわけ、嘘やビザンティン様式のごまかしに満ちた哲学を推進することを嫌がっていた。この拒否に感情を害して、カスタネダは後にトニーのことを「嘘つきでエゴマニアカルな馬鹿」と言うことになる。トニーはエリス [この著作の著者にしてカスタネダの愛人] にこう言っている。「私の人生の仕事を、チャックムールたち用の電話に答えることにしようとは思わない」

 I'm not going to leave my life's work
to answer phones for the Chacmools.


*[イストラン注]チャックムールというのはもとは雨の神様または犠牲の儀式で役割を演じる神様なのだが、カスタネダは後年、自分の何人かの高弟をこのように呼んだ、と記憶している。

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Subject パトリシア・パーティン別名「青い偵察」
Author イストラン [ 2779 to イストラン ]  1/11/Sat/2004  神秘主義と哲学 eleutheria.com

1)パトリシア パーティン
2)ナリー/ナリー・アレクザンダー/クロード/クローディーヌ/ナリ/青い偵察
3) ナワール女と ナワールカスタネダとの間に物理的に受肉した「非有機的世界」からの存在。私的にまた公的に彼らの娘として紹介されている。
4)カスタネダはまた彼の娘が「ドンファンによって高められた raised」とも、「フロリンダによって高められた raised」とも「孤児院で見つけた」とも「7歳のときに私が強姦した」とも言っている。 カスタネダはエリス[エリスというのはこの著者つまりカスタネダの愛人]にこう言っていた。彼女は「男を毛嫌いしていて」「7歳の情動的な感受性を持っている」と。また彼はこんなことを言っていた。「君は私の娘のダブルだ、ベッドの中では見分けがつかない」
 クロードは内輪のサークルのメンバーを選んだり拒絶する力を持っていたし、容赦なく行った。「暴力的に嫉妬深い」とか「エゴのない存在」とか言われている。カスタネダは「彼女は非人間的な性の器官を持っている」と告げた。内輪のサークルで裸踊りをするときには普通に見えた。
5)1957年に南カリフォルニアで生まれる。高校は中退する。1976年にはウェイトレスとして働いている。1977年にマーク・スィリファントと結婚する。彼はハリウッドの作家で演出家のスターリング・スィリファントの息子である。スターリングは一度カスタネダの最初の本を映画化しようという計画を持っていた。結婚後19日で夫と別居し、その後離婚する。マークはこの話題についておおっぴらには語ろうとしなかった。カスタネダは彼女のその後の贅沢な生活を支えていた。彼女は1977年か78年に家族との絆を断った。そのときカルロスが多分書いた手紙を家族に送った。カスタネダは1990年代に彼女を養女にしている。
 カスタネダの死後まもなく彼の家を去る。追跡者によると、その後2週間以上ロサンジェルスでドライブしているのを見たとのことである。しかし、内輪のサークルの或るメンバーは、彼女が家で「内から燃え上がった」あるいは「 ナワールとともに燃えた」と誰かに言われている。彼女の車はその後カリフォルニアのデスヴァレーで捨てられているのが発見された。キャロルはエリスにこう語っている。クロードは砂漠のホテルの一室で自殺しようとしたと。また、「現金数百万ドルを彼女に持って行き」、「アイルランドでプリントショップを開く」ようにアドヴァイスし、彼女の将来については興奮していると言っている。ムニ[キャロルの別名]は、「私は落第だわ、落第よ」と叫びながら、エリスに彼女は「母親の」足にしがみついているとも言っている。或るジャーナリストが「青い偵察」の家族にコンタクトしたとき、彼女の姉妹は次のような返答を書いている。


名前:キム・パーティン
日時:1999年、11月11日、木曜
私の姉妹、パティ・パーキンについては読んだばかりです。
彼女が何者かということが、つまり完全にどうしようもなくインチキ phony であるということが明かされることになって嬉しいです。あのインチキ芸術家については言うまでもなく。
 彼女の別の「性質」として、私は殺人者というのを考えてしまいます。彼女は心の中で人びとを殺します。彼女は私を殺し、私の家族を殺しました。彼女は恐ろしい子供時代の「間違った記憶」を持っていましたが、そんな過去は単純に言って存在しませんでした。人が彼女のことを「完全な存在」としているのを考えると、笑ってしまいます。あれ以上ねじ曲がって憎悪に満ちた、あるいは病的な「存在」など考えられないからです。もっとも彼女が人間でないという部分は本当らしく聞こえますが。

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Subject Re: 『呪術師の弟子:カスタネダとの生活』(エイミー・ウォレス)
Author うねり鳥 [ 2712 to イストラン ]  11/29/Fri/2003   

結局、カスタネダに関して本当に知りたいことは、いかに身近な人でも、
わからないのですね、本当に知りたいこととは、どうやって人間の根源的な数々の問題を解決する発想を得たか?とゆうことです、おそらく永遠に謎のままでしょう、



PS カスタネダの著作は他の雑多なカウンターカルチャー本とは異なり、明らかに『時の試練』に耐え得るものだと思います。

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Subject 女ナワールのキャロル
Author イストラン [ 2704 to イストラン ]  11/15/Sat/2003   

1)キャスリーン(チッキー)ポールマン
2)キャロル ティッグズ/ムニ アレグザンダー/キャロル アラーナ/ナワールウーマン
3)ナワールの女性的対照。10年間「第二の注意力」へ消えていたと称されている。カルロスの『夢見の技法』では、「チャンネル」「死の挑戦者」という超自然的キャラクターである。カスタネダは公に言っている。「ムニ」(別名キャロル)は「我々をコントロールしている。彼女はその手のひらに我々を保っている」
4)彼女のワークショップでの講義によれば、19歳のとき、美術の学生としてメキシコを訪れ、そこでドンファン、カルロスの二人に出会った。
5)1947年、11月24日、ハリウッドで生まれる。1968年カスタネダと出会う。第二の注意力に中に消えていたとされる10年間の間、彼女はカリフォルニアのバークレー、ロサンジェルスのパシフィックパリセイズに母とともに住んでいた。結婚し、1968年には鍼灸師の資格を取っている。キャロルは夫の元を去ったが、後にエリスにこう言っている。「彼が言ったのよ、『おまえは連中のところに帰りたがっているのだろう』」と。
 カスタネダがグループへの彼女の帰還を認めたとき、ムニ アレグザンダーと変名する届けを出した。カスタネダはエリスと他の人たちにこう言っている。キャロルとのセックス関係は「内的対話を止め」、「内的沈黙」に至る一つのステップであり、覚醒に似たものであると。カスタネダはキャロルにいろいろな弟子、男や女とセックスを持つように命じた。それは彼がフロリンダ ドナーにも行ったことだが、弟子達にはキャロルのことを「売春婦」だと言っている。
 1993年9月29日、キャロル ムニ ティッグズ アレグザンダーは、カルロス アラーナとラスベガスで結婚したが、それは同じ場所でカスタネダがフロリンダ ドナーと結婚した2日後のことである。カスタネダの死後、彼女はロサンジェルスのウェストウッドにあるアパートメントを借り、引きこもった。カスタネダの遺言が検認されると、彼女は億万長者になり、カスタネダのロイヤリティやクリアグリーンセミナーの収入で生活することになる。エリスにはこう言っている。カスタネダは「女性を嫌い」「その心を引き裂いた」、そして彼女は「ひどい状態になり」「セラピーをたくさん必要としている」。あるいはまた、彼女はこうも主張している。自分は「空虚で、エゴのない存在」であり、「内的沈黙に達した」のだと。自分の超自然的な力について尋ねられると、いつもはこう言っていた。「私の言葉を理解する用意をあなた方は持っていない。私のレベルにはいないから。もっと先に進んだらそれについて話しましょう」仲間の呪術師達のことを話ながら、エリスにはこう言った。「残されたものは好きでないし、居続けているものも好きではない」

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Subject フロリンダ ドナー−グラウ
Author イストラン [ 2702 to イストラン ]  11/14/Thu/2003   

1)レギーネ(ギーナ) タール
2)クリスティナ カサブランカ/フロリンダ ドナー−グラウ
3)ドンファンの四人の弟子の一人 完全なるドリーマー
4)講義では、ドンファンに学んだと主張している。カスタネダとともに、タリナ、オレンジスカウトの親。彼女の『夢見の中の存在』では、ドンファンとその一団に1970年に出会ったとなっている。
5)ドイツ系移民の子としてベネズェラに生まれる。1970年9月にUCLAに登録する。空手のクラスに出席している内にタイシャと出会う。タイシャは彼女をカスタネダに紹介する。5年間ドイツ人の
会社員と結婚する。彼らはマンハッタンビーチに住み、1972年中頃、離婚した。
 1972.73年にはフルタイムの学生としてUCLAに登録している。その頃、ドンファンとその一団はこの世を去ったと言われている。1974年6月に、人類学の修士号をUCLAにて取得。博士課程を終える前にUCLAを去る。1975年9月、カスタネダの遺言書に名前が記される。
 1990年代の初め頃に、ドンファンとの修業時代に関する『夢見の中の存在』を書く。1992年の『ディメンション』でのインタヴューで、彼女はこう言っている。「実際には私はドンファンの弟子ではない。ドンファンの弟子であるカスタネダの弟子である」このように最初の話とは根本的に矛盾している。ある講義ではドンファンのことを「性的にとても積極的」と言っているが、これはカスタネダの本と矛盾している。1993年ラスベガスでカスタネダと結婚する。その時の名前はフロリンダ ドナーであった。1994年7月にカスタネダの代理人であるサイモン マッキンダーと結婚する。その時の名前はフロリンダ グラウであった。彼女の最後の講義では、カスタネダは「セックスした」と言ったが、その前は、10年間彼は独身だったと公では言っている。
 1998年に姿を消している。カスタネダの死の三日後のことである。その一週間前に、彼女はエリスにこう言っている。「そろそろやってくるサーカスにまきこまれたくない」クリアグリーンの主張では、彼女は現在のワークショップを「総監 supervising」しているとなっている。カスタネダの弟子が教えるワークショップのスポンサーであるクリアグリーンを訪問する者たちは、グラウ婦人は「旅行中」であると教えられている。

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Subject 『呪術師の弟子:カスタネダとの生活』(エイミー・ウォレス)
Author イストラン [ 2685 new post ]  11/11/Mon/2003   

 これについてはすでに第一章のほんの紹介を「エイミーの本」の中でしましたが、付属の補遺はそれだけ読んでもかなりのことがわかる。

 彼女は他の人物の紹介をしている。

 1)与えられた名前(あるいは世間的な名前)
 2)呪術の名前
 3)神話
 4)カスタネダや魔女たちが言ったこと
 5)彼らが実際にしたこと

******************************************
1)マリアン・シムコ
2)タイシャ・エイブラー(そして「現実の劇場」中の彼女の役割のための様々な名前)
3)ドンファンの4人の弟子の内の一人。完全なるストーカー
4)メキシコにあるドンファンの「魔術的な」家で一年以上過ごし、10年以上弟子だったと言っている。後になると、ただカスタネダの弟子だったと話は変化する。エリス(著者)との私的な会話では話がさらに変わり、彼女を教えたのは曖昧模糊とした「彼ら」になる。
5)19歳の時に、UCLAの学生としてカスタネダと出会う。UCLAの人類学で修士、博士号を受ける。コミュニティカレッジで教えているときに、メキシコで呪術の訓練を受けたと言っている。
 74年と75年に、写真禁止というドンファンの命にそむいて、フロリンダとともに空手のパフォーマンスをしているのを写真に撮られている。カスタネダの死後、タイシャはロサンジェルスを去り、その後の音沙汰はない。キャロルはエリスに彼女が死んだと言った。クリアグリーンは公式には「遠方から指令を送っている」と言っている。キャロルは後にエリスに見知らぬ場所で彼女を訪れたと言っている。エリスはキャロルを通じて贈り物を送った。キャロルは「有り難う」というメッセージを受け取り、信じられないことに、エリスがタイシャは死んだとまだ信じている、あるいは少なくともキャロルとは会ってないと信じている、というふうにエリスに伝えている。
***********************

 エリスとは、この本の著者、有名なアーヴィン・ウォレスの娘、裏のクリアグリーナー。

 最後のくだりはわかりにくいのだが、要するに、エリスはタイシャが死んだと思っている。それをキャロルに言ったら、「そんなことはない、タイシャは生きている」と言ったのだろう。それならと、エリスは(半分信じてないが)、ではこの贈り物をあげてくれ、と贈り物を渡した。そして、キャロルは返事として、タイシャの言葉を告げたのだろう。それは「エリスは私のことを死んだと思っているのね、あるいはキャロルには会ってないのだと」ということだろう。これに対してエリスはそんな馬鹿なことがあるもんかという意味で unbelievable と加えたと思われる。

 キャロルとは、女のナワール、キャロルのことである。

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