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TOPIC 何故ナワールの系譜は、カスタネダをもって閉じたのか?
 
Subject 自然な疑惑
Author 橋爪 [ 2673 to タコ ]  11/10/Mon/2003   


>この鈍感のうすら馬鹿!

こらこら。

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トピック= 2655 宛先= 2672 同宛先= 返信=
 
Subject 自然な疑惑
Author タコ [ 2672 to イストラン ]  11/10/Mon/2003   


>もしかすると貴殿と私との違いは、ただ一点、ドンファンなる人物が本当にいて、あのようなことが本当に語られたのだ、ということを信じるか否かのところになりそうですね。

あんた馬鹿じゃないの!
「ただ一点信じるか否かの違い」だなんてよく言えるね。
ベースになるインプットが違うんだよ! インプット自体が!

橋爪さんにしろ、流れ星さんにしろ、ベースに自己の特異な体験というものをチャンと置いてるじゃん。とくに橋爪さんなんか、気功(カンフー)もマジカルパスもやってるし、その問題点も見つけてるし、クリアグリーンの連中とも話をしてる。しかもチャンとサスティンドアクションの情報もおさえてて、トーナールの意義もわきまえていらっしゃるじゃない。最高に傑作なのは、自己の体験との関連で、カスタネダにも厳しい見方をしてるジャン。

グルジェフとシュタイナーとサスティンドアクションの情報だけで、「ドンファンを信じるか否か」に持っていこうとするお前さんとは決定的にちがうんだよ。

ご両者とも、自己の特異な体験を、カスタネダ出現まえの体験とおっしゃってて、その体験の解明の一助としてカスタネダになさってる。
おそらくお二人は同年輩と推測するが、俺たちと違って論敵にある種のやさしさをどこかにもってっらっしゃる。イストランに対してももぐりに対しても徹底的に痛めつけるということをしていない。最後は敵に逃げ場を使ってやってる。あの二人はVision Quest BBS なる「掃溜め」に降りてきた2羽の「鶴」なのに、お前たちはそれすらわかってない。

「ピン♪・ポ〜ン♪ ピン♪・ポ〜ン♪ ピン♪・ポ〜ン♪」が、「ご正解!」のチャイムなんて思ってるんじゃないだろうな? エッ? この鉄面皮の馬鹿野郎! もっと分かりやすく言ってやろう。この鈍感のうすら馬鹿!

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トピック= 2655 宛先= 2666 同宛先= 2667 2668 返信= 2673
 
Subject 自然な疑惑
Author イストラン [ 2670 to もぐり ]  11/10/Sun/2003   

>正直に言って、私はカスタネダの文章が好きではありません。翻訳者がいくら達者でも、それは覆えないでしょう。

 たしかに。第12巻を英語で読んでいてもそれは感じるところです。だいたい英語はI, Iと気軽に言い過ぎるのが難で、そのたびに私はと訳していたんではぼろぼろになってしまう。

 こう見る見方はできないか。私たちは真崎氏の訳によって、確実にドンファンを「じいさん」化したと。「わし」この威厳に満ちた言い方。「わし」が意味するのは真理であり、生き方であり、力であり、また究極の理想でもある。そういうものが「父」を飛び越えて、父の父たるじいさんに定位された。この状況は父に弱さを見て、祖父に力を見ていた少年カルロスの状況に符号する。

 彼の受動能動論の現実的な内奥部は、実はこの父の弱さにある、としたら?

 つまらぬ饒舌に陥ってしまった。


>しかし、私はなにも買いません。タバコくらいしか買いません。

 タバコ代を節約してください。いずれ、ここでカスタネダ全巻をふたたび読書する予定です。カルロスの心臓部をえぐり出してやるつもりです。もっともプライベートなものがそれにも関わらず、もっとも形式的な真理である、ということはいかにして可能か。みなさんこれを期待しているんじゃないのですかね。自分の話が「客観的」なものに接続して欲しいと、まるであのアルバムのように。

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トピック= 2655 宛先= 2669 同宛先= 返信=
 
Subject 自然な疑惑
Author もぐり [ 2669 to イストラン ]  11/10/Sun/2003   

> もぐりさん。第四巻は読みましたか?


なにかを買う話はご遠慮ください。
第四巻は手に取ったことがあります。
正直に言って、私はカスタネダの文章が好きではありません。翻訳者がいくら達者でも、それは覆えないでしょう。ヘタですね。三巻目になって、やっと読める程度になっています。あれは内容だけでもっているのであって、カスタネダの書く力は、最初は並み以下ですね。つまらないのです。
で、長い間、三巻以降の巻を買って持っているのに、読まなかったのです。
未読の本がたくさんあるのに、新たに第四巻を買う気にはなれなかったですね。そういう事情です。横尾忠則のイラストですか。うーん、いいですねえ。まあ、しかし、私はなにも買いません。タバコくらいしか買いません。

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トピック= 2655 宛先= 2665 同宛先= 返信= 2670
 
Subject 自然な疑惑
Author 橋爪 [ 2668 to イストラン ]  11/10/Sun/2003   


>もしかすると貴殿と私との違いは、ただ一点、ドンファンなる人物が本当にいて、あのようなことが本当に語られたのだ、ということを信じるか否かのところになりそうですね。

わたしは、“流れ星”氏が、「わたしを根っからの経験主義者とご理解いただきお許しください」という時、ヒュームの経験主義がなんたらかんたらでなく、素朴でかつあまりに個人的ではあるが「一生涯忘れえぬ出来事」のことを言っているのだということが痛いほどわかります。

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トピック= 2655 宛先= 2666 同宛先= 2667 2672 返信=
 
Subject 自然な疑惑
Author 橋爪 [ 2667 to イストラン ]  11/10/Sun/2003   


>もしかすると貴殿と私との違いは、ただ一点、ドンファンなる人物が本当にいて、あのようなことが本当に語られたのだ、ということを信じるか否かのところになりそうですね。

ピン♪・ポ〜ン♪ ピン♪・ポ〜ン♪ ピン♪・ポ〜ン♪

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トピック= 2655 宛先= 2666 同宛先= 2668 2672 返信=
 
Subject 自然な疑惑
Author イストラン [ 2666 to 橋爪 ]  11/10/Sun/2003   

もしかすると貴殿と私との違いは、ただ一点、ドンファンなる人物が本当にいて、あのようなことが本当に語られたのだ、ということを信じるか否かのところになりそうですね。

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Subject 自然な疑惑
Author イストラン [ 2665 to もぐり ]  11/10/Sun/2003   

>私の好みとしては、第三巻で終ってほしかったですね。

 もぐりさん。第四巻は読みましたか?もっとも日本語の第四巻はつまらん訳で、しかも監修者の青木保は素朴に信じているところがある。どうしてこんなちぐはぐなことになってしまったんだろう。おまけに横尾忠則という、これまた我田引水派の余計なイラストレイトもあるし、何もかもめちゃくちゃな感があるのだけれど。日本語の読者はこの点でわけのわからない断絶に追い込まれていた。比較的最近カスタネダに接近した人はさらに何が何だかわからなっていただろう。

 あ、それはそうと今日は選挙でしたね。以前たしか総裁選の結果を予言されていたと思うのですが、9月20日と。見事に当たったではないですか。今後の政局はどうなるでしょうか。また貴重な予言をしてください。(それともこれって勘違いだったかな。なにせ記憶力が相当減退してるから)

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トピック= 2655 宛先= 2663 同宛先= 返信= 2669
 
Subject 自然な疑惑
Author 橋爪 [ 2664 to イストラン ]  11/10/Sun/2003   


> 一つお断りしておきたいのですが、サスティンドアクションによって私が宙づりになったということはないです。カスタネダに関する私の宙づりはもっとそれ以前からのものであり、かつ思想的表現的なものです。

> あれは確か98年だったか、alt.dreams.castanedaでしきりにカスタネダ論をぶっていたときに、当時できたサスティンドアクションのHPを見るように誰かに言ったら、「見はしたが、それでも完全に自分の中のものが否定されたわけではない」という人がいて、実は私もそう思いました。

> サスティンドアクションの批判は私には食い足りない。しかしながら、彼らは何も知らなかった人たちではなく、日曜セッションに足繁く通い、カスタネダと食を共にし、彼から贈り物をもらった人たちでもあります。そういうなんと言ったらいいのか、<事実面>的な知は、たんに本だけ読んでイメージをふくらませたりしていた人たちとは違うのですね。

> そうした中で、もしも事実面的なものを核として信仰している人たちにとっては、そういう事実面的なものからの批判がおそらくは大きく機能すると思う。


あなたのおっしゃることは、実によくわかります。なんらの誤魔化しも感じませんし、私を含めて世に言うドン・ファンに惹きつけられたものとあなたを比較すれば、間違いなくあなたに軍配があがるでしょう。「私の宙づりはもっとそれ以前からのものであり、かつ思想的表現的なものです」と聞いてかえってホットしています。

> 代表的なものを二つ指摘すると、まず93年ぐらいからテンセグリティの公式運動が始まるけれども、その前にカスタネダは10年ほどハワード・リーのカンフー教室に通っている。その中の型はほうぼうで似ていると指摘される。もしもですよ、カスタネダが自称古代トルテックの精神身体技法を受け継いだというならば、なぜにハワード・リーのところなぞに行かなきゃならなかったのか、という問いが出てくる。これは通ったのは<事実>なわけですから、こうした問いが出てくるのは自然ではないでしょうか。

そうした問いが出てくるのは自然だと思います。わたしにしたところで、テンセグリティのサイトが出来たとき「なんだヨガの“塾”でも開くつもりなのか? 落ちたもんだ」というのが第1印象で、幻滅と同時に不快感を自らあらわにしたのを記憶しております。さらにそれがヨガというよりもカンフーにそっくりで、後にルハンという中国系のナワールが持ち込んだというのを知ったとき、少なくともアジアで、これを古代トルテックの技法と言っても誰も信用しないだろうなと思いました。さらに言うならば、危険な「カンフー」という印象もこのとき持ちました。ちょっとカンフーを習ったものなら知っていることですが、万人向きのカンフーというものはありません。あるとすれば効き目の薄い「ラジオ体操」みたいなもので、使い方を誤ると傷害すら起こします。そして事実、身近にそれが起こったのです。そしてそれに対処する処方をテンセグリティいまだ持ちえていないのです。これが、先に申し上げたテンセグリティへの疑問というやつです。このことは、ハワード・リーのカンフー教室に行ったか行かなかったのか以前の問題としておおきく私にのしかかりました。このとき私は、ドン・ファンがあれほど「たとえどんなことがあろうとも、マジカルパスについて弟子の誰かと、あるいは一般の人々と、断じて話し合ってはならない」、
「マジカルパスはもっぱら個々人に属するものでありその効果ははかりしれないものがあるから」という戒めと警告を何故破ったのかと思いました。

> また、同じくテンセグリティが始まった頃の著作に第九巻『夢見の技法』がありますが、その中に登場する青い偵察というのは、実在の娘だという指摘がある。その詳細な現実生活のレポートもある。ここで幻想(超越世界)と現実が入り交じってしまうのですが、同じようにして、タイシャ、フロリンダ、キャロル、青い偵察(ナリー・アレグザンダー)の<作中での役割>と<現実上の役割>と<現実の姿>という複雑な姿が我々の前に登場してきた。

ブルー・スカウトのことは、顔写真入りでサスティンドアクションにのっていたのをよく憶えています。ほんの少女でした。

> つまり、まず
>
> 1 作品しか知らない者が読者が動く平面での人物
> 2 クリアグリーンによって付託された機能平面での人物
> 3 それ以外の現実生活での人物
>
> のうち、サスティンドアクションがなければ、人は1か2の平面を行ったり来たりするだけで、3はまったく視野に入らないということになる。

私の場合、サスティンドアクションにたよらず、おかしいものはおかしい、とする。直感と自己に対する公明性はあったと自負しています。それを支えたのは過去に「忘れえぬ出来事」があったからです。実は、今回投稿する気になったのは、“流れ星”氏の「人生においてもっとも過酷な日」を読んだことと無縁ではありません。カスタネダの「自由や快感と背中合わせにおそろしいほどの寂しさや恋しさがあるのだ」を、「おそろしいほどの寂しさや恋しさと背中合わせに死の予感があるのだ」に改めると、そっくり自分の体験になるのです。
似たような体験てのはあるもんだなー」というのが率直な感想です。そして、自分の場合も「自由や快感」といった感覚は薄く、そこには「超然とした」自己があったということです。しかもカスタネダの著作以前に。私や“流れ星”氏の場合、上の1.2.3.のどれにあてはまるのでしょうか? 私にとって、1.や 2.は、あくまでReferenceなのですが。

> 以上のようなことを、たんに<泥の影>的な思考であると言われるならば、それはあまりにも自然な疑惑というものの自然さを否定しているように思えます。こう表現すると、貴殿はその自然さこそが泥の影の影響なんだとおっしゃるかもですが、同様に私もドンファンの思考を援用していうならば、人は徹底的にトナールであるべきである、ということを支えにしましょう。疑われるべきものは全て疑わなくてはならない、その試練に耐えたもののみが糧となる。

今、あなたのおっしゃったことは、私の見方と矛盾するとはまったく思っていません。トナールを生きるにはまさにそれが日々要求されるからです。ただ、「その試練に耐えたもののみが糧となる」とする「糧」が、何の「糧」なのかはわかりませんが。

> ところで、エイミー・ウォレスはサスティンドが始まったときには関与してませんでしたが、3の平面での大変貴重な存在です。現実生活でのカスタネダおよびそのとりまきの女呪術師と言われる人たちはどうだったのか、と。彼女はおそらく今は50歳ぐらいでしょう。知り合ったのが17歳ぐらい、それからテンセグリティ誕生とその活動中でのフロリンダたちとの交際、まだ読んでないので何も言えませんが、カスタネダの愛人として、裏のクリアグリーナーとして、自分が見てきたものをすべて書いている、とのことです。

わたしは、カスタネダは「坊主になるには、あまりに俗界を愛したすぎた男」という見方を取っております。実際、私の場合も先述した体験から飛び出た誘引のひとつにはそれがあったからです。“流れ星”氏が「望んで得た境地ではない」とされるのは、わたしにとっても、ピン・ポン〜♪だったのです。右と左を何回も、深く時には浅く行き来し、何をどう摘み食いしたかは私の想像をこえています。そういう意味でかつ真実であるならば、サスティンドアクションも背景描写、あるいはトータルな理解の援助になると思います。
彼を馬鹿じゃないのと思わされる時があります。たとえば、哲学らしき方面にチョッカイを出そうとして、The Worriors way とか Reader's Infinity なるリーフレットもどきの代物を、Journal と称して出してたりすることです。そもそもTensegrity なる用語も完全な建築学上の用語なわけで、それを平気で持ってくる神経にも参るなーと思ったりしてしまうのです。「お前は、余分なことをせず、忠実なドン・ファンとのセッション報告さえやってればいいんだ!」とするのが、奴に対する私の率直な感想です。

> 実は、私は90年ぐらいからの彼らの活動とカスタネダ本人の書いたものは、あんまり<評価>してません。もしも87年の第八巻の時点で彼が筆を折り、またテンセグリティ運動もしなかったならば、そのときにはドンファン物語はかなり永続的なイデアの源泉であり続けただろうと思います。そういうわけで、エイミーの本もまたたとえそれがテンセグリティ誕生にまつわる秘話であるとしても、それ自体に興味があるわけではないんですが、やはり一度はここで紹介しておくべきと考えるに至りました。

これは私も全く同感です。やっぱ「沈黙の力」までですね。でも、“泥の影”はスキャンダラスではあるが、トリックとして最後まで出し惜しみせざるを得なかっただろうし、何よりも“流れ星”氏がおっしゃるように、「じつに悲しむべき日だ!」っていう言う言葉を知りたかった気持ちは、体験した者の立場からすればほんとによくわかるのです。

このレスが多少でもトナールの試練に耐えることを祈るばかりです。

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トピック= 2655 宛先= 2661 同宛先= 2663 返信= 2666
 
Subject 自然な疑惑
Author もぐり [ 2663 to イストラン ]  11/10/Sun/2003   


> もしも87年の第八巻の時点で彼が筆を折り


私の好みとしては、第三巻で終ってほしかったですね。カスタネダ自身も、それは決断していたことだと想像します。それが美学というものです。これは、翻訳者真崎氏の後書きからも、充分推測できることでしょう。
あのように素晴らしいものを書き得たにもかかわらず、なぜカスタネダは、その後のウンコの排泄を抑制できなかったのか。これは、カスタネダが生き物であったからだと私は思っています。恵まれない半生を送ってきたが、偶然のように、強烈なスポットライトが自分にあたった。カネも女も思い通り! その状況を使用しないのはバカでしょう。ブコウスキーみたいに、「じゃ、遠慮なく、もらっとくわ」といったところではないでしょうか。

まあ、サテン・アクションだとかクリヤ・グリーンだとか、なんの興味もないので、私はこのツリーには不適当なんですけどね。泥の影とかも読んでないんです。出てきてごめんなさい。

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トピック= 2655 宛先= 2661 同宛先= 2664 返信= 2665
 
Subject 自然な疑惑
Author イストラン [ 2661 to 橋爪 ]  11/10/Sun/2003   

 一つお断りしておきたいのですが、サスティンドアクションによって私が宙づりになったということはないです。カスタネダに関する私の宙づりはもっとそれ以前からのものであり、かつ思想的表現的なものです。

 あれは確か98年だったか、alt.dreams.castanedaでしきりにカスタネダ論をぶっていたときに、当時できたサスティンドアクションのHPを見るように誰かに言ったら、「見はしたが、それでも完全に自分の中のものが否定されたわけではない」という人がいて、実は私もそう思いました。

 サスティンドアクションの批判は私には食い足りない。しかしながら、彼らは何も知らなかった人たちではなく、日曜セッションに足繁く通い、カスタネダと食を共にし、彼から贈り物をもらった人たちでもあります。そういうなんと言ったらいいのか、<事実面>的な知は、たんに本だけ読んでイメージをふくらませたりしていた人たちとは違うのですね。

 そうした中で、もしも事実面的なものを核として信仰している人たちにとっては、そういう事実面的なものからの批判がおそらくは大きく機能すると思う。

 代表的なものを二つ指摘すると、まず93年ぐらいからテンセグリティの公式運動が始まるけれども、その前にカスタネダは10年ほどハワード・リーのカンフー教室に通っている。その中の型はほうぼうで似ていると指摘される。もしもですよ、カスタネダが自称古代トルテックの精神身体技法を受け継いだというならば、なぜにハワード・リーのところなぞに行かなきゃならなかったのか、という問いが出てくる。これは通ったのは<事実>なわけですから、こうした問いが出てくるのは自然ではないでしょうか。

 また、同じくテンセグリティが始まった頃の著作に第九巻『夢見の技法』がありますが、その中に登場する青い偵察というのは、実在の娘だという指摘がある。その詳細な現実生活のレポートもある。ここで幻想(超越世界)と現実が入り交じってしまうのですが、同じようにして、タイシャ、フロリンダ、キャロル、青い偵察(ナリー・アレグザンダー)の<作中での役割>と<現実上の役割>と<現実の姿>という複雑な姿が我々の前に登場してきた。

 つまり、まず

 1 作品しか知らない者が読者が動く平面での人物
 2 クリアグリーンによって付託された機能平面での人物
 3 それ以外の現実生活での人物

 のうち、サスティンドアクションがなければ、人は1か2の平面を行ったり来たりするだけで、3はまったく視野に入らないということになる。

 以上のようなことを、たんに<泥の影>的な思考であると言われるならば、それはあまりにも自然な疑惑というものの自然さを否定しているように思えます。こう表現すると、貴殿はその自然さこそが泥の影の影響なんだとおっしゃるかもですが、同様に私もドンファンの思考を援用していうならば、人は徹底的にトナールであるべきである、ということを支えにしましょう。疑われるべきものは全て疑わなくてはならない、その試練に耐えたもののみが糧となる。

 ところで、エイミー・ウォレスはサスティンドが始まったときには関与してませんでしたが、3の平面での大変貴重な存在です。現実生活でのカスタネダおよびそのとりまきの女呪術師と言われる人たちはどうだったのか、と。彼女はおそらく今は50歳ぐらいでしょう。知り合ったのが17歳ぐらい、それからテンセグリティ誕生とその活動中でのフロリンダたちとの交際、まだ読んでないので何も言えませんが、カスタネダの愛人として、裏のクリアグリーナーとして、自分が見てきたものをすべて書いている、とのことです。

 実は、私は90年ぐらいからの彼らの活動とカスタネダ本人の書いたものは、あんまり<評価>してません。もしも87年の第八巻の時点で彼が筆を折り、またテンセグリティ運動もしなかったならば、そのときにはドンファン物語はかなり永続的なイデアの源泉であり続けただろうと思います。そういうわけで、エイミーの本もまたたとえそれがテンセグリティ誕生にまつわる秘話であるとしても、それ自体に興味があるわけではないんですが、やはり一度はここで紹介しておくべきと考えるに至りました。

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トピック= 2655 宛先= 2658 同宛先= 返信= 2663 2664
 
Subject Re2: 何故ナワールの系譜は、カスタネダをもって閉じたのか?
Author 橋爪 [ 2658 to イストラン ]  11/9/Sun/2003   

> 貴殿のような方にお伺いしたいのですが、サスティンドアクションの情報をどう思われますか?

うーん、「サスティンドアクション好き」のあなたには申し訳ないですけど、正直言って巧妙な悪意、仕掛けられた陰謀を感じさせられますね。ここでそうしたことを話題にすること自体、すでにサスティンドアクションの陰謀に組してしまっているというのが小生の考えです。
落とし穴は、文字通りその「Sustaind Action」という用語にありますね。「支持された活動」などと訳す人もいますが、裏の意味は「立証行為」、つまり「提訴するにたる前提条件または要件が成立した」という意味合いにも取れる言葉をわざと出してるわけです(おそらく真っ向から否定して来るでしょうが)。こんな提示をされれば、ドン・ファンに興味のある人ならこの言葉に引っかからないわけがありません。ちなみにセミナーで知り合った男から得た情報のひとつでは、かってクリアグリーンにいたメンバーのひとりがサスティンドアクションに流れたという話があります。その人からのメーリング・リストも活発だったと聞いております。教団的な組織には付き物の話です。

イストランさんにはご理解いただけると思いますが、サスティンドアクションの情報の真偽をまじめに検証しようとすると恐ろしい程のエネルギーが消費されます。かといって最終目標である「事実認定」に辿りつけるわけのものでもありません。まして、訴えられる側の当事者がこの世に存在しないわけですから、反証が得られるはずもないわけです。そうでしょう? かといって、過去を見てもわかるように、サスティンドアクションから何らかの訴訟が起こされたわけでもありません。質問状ばかりです。要は、クリアグリーンに相手にして欲しいだけなのです。サスティンドアクションの目標は、「自分たちが何がなんでも正しいんだ」と思わせることではなく。実は、疑惑を念をかき立てることに真の狙いがあります。そして人を中ぶらりんにさせる。人々がドン・ファンから離れてくれればそれでいいわけですから、それで大成功というわけです。まさにイストランさんご自身が、その宙ぶらりんにあると推測する次第です。現にあなたは、サスティンドアクションや、カスタネダが他の研究者からの剽窃したかもしれないと思えそうな事例を引き合いに出しつつ、絶えずご自身の判断を留保されておられる。いや、誤解のない様に申し上げておきますが、イストランさんが悪意でやってると申し上げてるわけではありませんよ。これは、ここではっきり申し上げておきます。

当時、サスティンドアクションには、「これがカスタネダだ」として、小太りの温和そうな中背の男の、斜め右上から撮ったカラー写真が掲載されていました。覚えていらっしゃいますか? でも皆さん意外とご存じない方が多いようですが、実際のカスタネダはやせた(skinny)子男です(だから、頭ひとつ分自分より背の高い女に、やつはメロメロになってしまうわけです)。セミナーで知り合った先程の男が、またこうも言ってました。「僕は、第1回目からセミナーに出席しているけど、セミナーの途中、会場の証明が徐々に落とされたときに奴の目は輝いていたんだ」。それを聞いたわたしは、「アー、その時のカスタネダはダブル・マン=分身が出席していたんだ」と思わずにはおられませんでした。どういうわけか、幸運にも最終日の夜のクリアグリーン主催のパーティーに招待されました。招待状を私に届けてくれたくだんの女性を見つけ、そのことを尋ねると、「そう、その通りよ!」と、これには強いレスポンスがありました。

話は、また横道にそれますが、何百人もいる会場で彼女が私を見つけ、私が彼女が見つけようとしている男であるかどうかを確認するとき、彼女はその目でわたしの全身を強烈にスキャンしました。視線を電磁波のように肌に感じたのはあれが初めてです。横でそれを見ていた例の男が、僕の感じたことを読み取ったらしく、「シャシャ、シャシャ、シャシャ!」とターミネーターまがいの音を発してスキャニングの真似をしたのを憶えています。これには驚くと同時に思わず笑ってしまいしたね。彼いわく、「クリアグリーンの幹部ともなれば、あれくらいのことはできる」と平然と僕に答えました。クリアグリーンについては、サスティンドアクションとは関係なく、僕自身チョッと首を傾げたくなるような疑問がありますが、これについては、皆さんとのやり取りの中で、機会があれば追い追い出していきたいと考えています(マッ、それほど大袈裟なものではありませんが)。

すでに述べましたように、カスタネダから反証を得ようとしても得られない現在(仮に彼が生きていたとしても取り合わないと僕は確信していますが)、個々のサスティンドアクションの情報についてこれ以上お答えすることはできませんそれは無理というものです。それは僕に無償で一生働けと言ってるようなものですからね。ですから普通いうところの回答にはなりませんがが、以下があなたの質問に対するわたしの答えです。
「サスティンドアクションを、そしてその情報を泥の影の仕業と呼ばずして何というか」です。
Amy Wallaceの訳本が出ても、おそらく読まないか、書店での立ち読みぐらいで済ますでしょう。

アー、疲れました、何かの参考にでもなれば幸いです。お返事をお待ちしています。
でも、次回はもっとエネルギーを節約した答え方になると思います。よろしく!

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トピック= 2655 宛先= 2657 同宛先= 返信= 2661
 
Subject Re: 何故ナワールの系譜は、カスタネダをもって閉じたのか?
Author イストラン [ 2657 to 橋爪 ]  11/9/Sun/2003   

 貴殿のような方にお伺いしたいのですが、サスティンドアクションの情報をどう思われますか?

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トピック= 2655 宛先= 2655 同宛先= 返信= 2658
 
Subject 何故ナワールの系譜は、カスタネダをもって閉じたのか?
Author 橋爪 [ 2655 new post ]  11/9/Sun/2003   


何故ナワールの系譜は、カスタネダをもって閉じたのか?

クリアグリーンが引き継いだということでしょうか?

この問題は、わたしの知るかぎり、実はだれも提起していません。大きな謎のひとつと言ってもいいはずですが、、、
ドン・ファンはもちろんカスタネダも、この件については全く触れていません。

何年か前、クリアグリグリーンのワークショップに参加した時に、この件について自分の方からある考えを提示したことがあります。その提示とは、仏教でいう「小乗から大乗への大転換」にあたるんではないかということです。つまり、ナワールを首領とする、15名くらいの小型船舶から、大型客船への変更ではないか、と訊いたわけです。しかし、その時の返事は、同意を得たという以上にとくにこれといった積極的なレスポンスというものは感じとれませんでした。

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