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TOPIC 「沈黙の知」1
 
Subject カスタネダにイカレルとは[編集:4/26]
Author けた [ 2491 to 耳かき ]  5/4/Sun/2003   


>あなたの本旨については、ひっぱりたい内容ではないので触れませんが、タロット・カードといえば、むかしダリのセットが欲しかった思い出があります。オモチャ屋で現物を見つけたのに、金が貯まって買いに行ったときには、返品されてしまっていて、ほぞをかみました。関係ないはなしですみません。

お返事に気がついたので^^。
まあパッシブとトラップの言葉の意味にはわたしもたいして興味ないからよいのですが、

ダリで思い出したことが あるんです。
薬のトリップで他人の顔がダリの絵みたいに ゆがんで見える言った人がいたんですよ^^。

ぼくも彼女と同じものを とっていたんですが
そういうふうには 見えなかったんです。

はしりどころ アヤワスカには にたとこ ありますが
幻覚作用は はしりどころのほうが強烈でした。

関係ないはなしで すみません^^。

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トピック= 2466 宛先= 2485 同宛先= 返信=
 
Subject カスタネダに関する歌
Author イストラン [ 2489 to R ]  4/30/Tue/2003   

 歌といえば、いくつか歌がありますね、ヴァンゲリスのJourney to Ixtlan とか。違ったかな。それは手にいれようとしたんですが、諦めました。

 あとクラシックとかでもなかったですか。今度そういうのを全部集めてみようかな。持っている方は情報ください。

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トピック= 2466 宛先= 2486 同宛先= 返信=
 
Subject カスタネダにイカレルとは[編集:4/26]
Author R [ 2486 to 耳かき ]  4/29/Tue/2003   

>歌ということだったら、ぼくはイーグルスのファーストアルバムに入っている逸品バラード”Most of us are sad”をおもいだしましたね。

初めての書き込みです
気の効いた話ではないですけど
ぼくはニールヤングを聞きながらカスタネダを読むのが好きでした
特に“CORTEZ THE KILLER”がすごくカスタネダに合う
ローリングサンダーとかレイムディアとか
ネイティヴアメリカンの話として素直にカスタネダを読んで
すごく興奮したものです

IXTLANさんのHPは
ぼくの中ではファンタジーで曖昧だったものが
言語化されていくのは気持ちがいいです

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トピック= 2466 宛先= 2482 同宛先= 2483 返信= 2489
 
Subject カスタネダにイカレルとは[編集:4/26]
Author 耳かき [ 2485 to けた ]  4/29/Tue/2003   

>すみませんトラップとバッシブは初めて聞く言葉のです^^。

ウソだろう。私はPassiveを、間違ってパッシ「プ」と書いてしまった。そんな言葉は聞いたことがないというのならあやまろうと思ったが、あなたはちゃんとパッシ「ブ」と書いているな。

あなたの本旨については、ひっぱりたい内容ではないので触れませんが、タロット・カードといえば、むかしダリのセットが欲しかった思い出があります。オモチャ屋で現物を見つけたのに、金が貯まって買いに行ったときには、返品されてしまっていて、ほぞをかみました。関係ないはなしですみません。

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トピック= 2466 宛先= 2483 同宛先= 返信= 2491
 
Subject カスタネダにイカレルとは[編集:4/26]
Author けた [ 2483 to 耳かき ]  4/27/Sun/2003   


>孤独ってのは、自分の影を認識する「強さ」のことなのかもしれません。
トラップだなあ。やはは。決して完全には達しえないことでしょうねえ。
その意味ではパッシプなことかもしれません。

すみませんトラップとバッシブは初めて聞く言葉のです^^。

OSHOのタロットにALONEというカードありました^^。隠者のカードです。

かれはそのカードをとうして

ALONEとLONLINESSのちがいを 伝えてましたが^^。

なんとなく 思い出したんですよ^^。

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トピック= 2466 宛先= 2482 同宛先= 2486 返信= 2485
 
Subject カスタネダにイカレルとは[編集:4/26]
Author 耳かき [ 2482 to けた ]  4/27/Sun/2003   

歌ということだったら、ぼくはイーグルスのファーストアルバムに入っている逸品バラード”Most of us are sad”をおもいだしましたね。
I've been shadows of myself
How was I to know
ってリフがあります。

手紙、メール、レス、そういうものに相手はあっても、結局は自分に対して書いているような気がすることが、ままあります。
もし、ほとんど自分のような他人がネット空間に存在したら、さぞおもしろいでしょうね。そうしたら、ほんとうに語りたいことを、存分に語れましょうから。そんなことはありえないのですが、それを期待させるのが、ネットという虚構でしょう。

孤独ってのは、自分の影を認識する「強さ」のことなのかもしれません。
それもしかし、トラップだなあ。やはは。決して完全には達しえないことでしょうねえ。

まあしかし、歌うって行為は、相手の中に入っていこうとするものですね。アクティブなんだな。書くってことは、その意味ではパッシプなことかもしれません。

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トピック= 2466 宛先= 2479 同宛先= 返信= 2483 2486
 
Subject カスタネダにイカレルとは
Author けた [ 2479 to イストラン ]  4/24/Thu/2003   

さびしさの つれずれに 手紙をしたためています。

なんて^^。

ひまつぶしでもなく

かといって どうでもいいわけではなく。

時は流れてゆくのか

おのがじし 流してゆくのか

解りません^^。

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トピック= 2466 宛先= 2478 同宛先= 返信= 2482
 
Subject カスタネダにイカレルとは
Author イストラン [ 2478 to イストラン ]  4/22/Mon/2003   

 いや魂の中で「ゴー」という地響きがする、とでも言おうか。それはたとえばどんなところにか。

 第三巻の終わり、カルロスが孤独を見たと思った瞬間の記述であり、タリアとフリアンが天国を見た記述であったり、あるいはまた第九巻で「この世のすべてが敵対していても、それでいいんだ」といったドンファンだったり、する。

 いやそんなゴーではなく、ホセフィーナの狂った様や養女と老婆の演技、そういうところに不思議な魅力を感じたりもする。

 そしてあのサックスの音に「もう死んでもいい」と思ったカルロスに、そうは思わないが、なんだか共感したりと。

 なんとまあ忙しい魂の万華鏡の世界であることか。そういうものはここではすっかり削ぎ落としてしまった。しかし、誰もそういうことを語らない。それはさびしいことである。

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トピック= 2466 宛先= 2477 同宛先= 返信= 2479
 
Subject カスタネダにイカレルとは
Author イストラン [ 2477 to 耳かき ]  4/22/Mon/2003   

 私はここで取り上げた文はかなりカスタネダ言説から限定してひっぱっていて、世の多くの人たちがこれにいかれるのはそんな部分的なものではなく、もっと総体的にであり、かつ微に入り細をうがったもので、ちょうどそれは魂にそよ風が吹いているとでもいうようなものである、と言いたい気分になるであろう。それはわかっている、わかっている。

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トピック= 2466 宛先= 2475 同宛先= 2476 返信= 2478
 
Subject 第四巻
Author けた [ 2476 to 耳かき ]  4/22/Mon/2003   

もぐりでしたか^^。

ほんとうに そうですか?^^。

もう わたしは うたがりぶかいので。

すなおに そう おもえないのですよ^^。

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トピック= 2466 宛先= 2475 同宛先= 2477 返信=
 
Subject 第四巻
Author 耳かき [ 2475 to イストラン ]  4/21/Sun/2003   

> 第四巻(『力の話』/邦訳名『未知の次元』)を読んでないということは、「もぐり」になります。

ちっ。バレちまったか。

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トピック= 2466 宛先= 2472 同宛先= 返信= 2476 2477
 
Subject Re5: 「沈黙の知」1
Author けた [ 2474 to イストラン ]  4/20/Sat/2003   

いすとらんさん みみかきさん

ほんとうに すみません。

わたしの 部屋は 4畳半なのです。

ひっくりかえして 探したけれど

信心銘でてこないんです。

どうでもよくなりそうですが

なるべく 忠実に思い出します。


最初の言葉は


至道無難です。


最後の言葉は

非去来今です。

そのあいだに

2は1によってあり

1もまた 守ることなかれ

が はいっていました。

そのほかにも

いろいろ はいっていましたが

いまは おもいだせません^^。

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トピック= 2466 宛先= 2473 同宛先= 返信=
 
Subject Re4: 「沈黙の知」1
Author イストラン [ 2473 to けた ]  4/20/Sat/2003   

>あれは道元じゃなくて 僧さんという 達磨の孫弟子がのこした 信心銘です。

 信心銘は読みたいと思って、そのまま手つかずです。これ読書会してください、けたさん。

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トピック= 2466 宛先= 2471 同宛先= 返信= 2474
 
Subject 第四巻
Author イストラン [ 2472 to 耳かき ]  4/20/Sat/2003   

>申し訳ないが、第四巻は所持しておりません。「時間性を記憶に還元してしまう」という考えは、興味通津ですね。うーん。今さら四巻など買いたくはないのですが。

 第四巻(『力の話』/邦訳名『未知の次元』)を読んでないということは、「もぐり」になります。

 この第四巻が妙な仕方で翻訳されたということは、日本におけるカスタネダ学にとって著しい損失でした。結果的に多くの人が第三巻(『呪師に成る』)から第五巻(『呪術の彼方へ』)にぴょーんと飛んでしまった。カスタネダ意識に欠落したところがある。

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トピック= 2466 宛先= 2470 同宛先= 2471 返信= 2475
 
Subject Re3: 「沈黙の知」1
Author けた [ 2471 to 耳かき ]  4/19/Sat/2003   

みみかきさん 素人のわたしの意見 聞いてください。

わたしには主観と主体の違いが わかりません。

精神と肉体の違いが 解らないのと おなじようにです。

あれは道元じゃなくて 僧さんという 達磨の孫弟子がのこした 信心銘です。

いま正しく引用しようと探しましたが どっかにいちゃって
みつかりません。

のちほど。 

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トピック= 2466 宛先= 2470 同宛先= 2472 返信= 2473
 
Subject Re2: 「沈黙の知」1[編集:4/19]
Author 耳かき [ 2470 to イストラン ]  4/19/Sat/2003   

>これに接続しうるのは、第四巻の知覚の泡の章でしょうが、そこでドンファンが持ち出すトリックは、時間性を記憶に還元してしまうものでした。

申し訳ないが、第四巻は所持しておりません。「時間性を記憶に還元してしまう」という考えは、興味通津ですね。うーん。今さら四巻など買いたくはないのですが。


>二と三の問題はカスタネダが決着をつけているとは言い難い。

それは仕方がないでしょう。決着をつけている人がいますか? 私は、1ミリでも前進しようとする姿勢を買います。この問題に関しては、本当に1ミリ前進できればいいのだと思うのです。

>それは方法論とも言えるかもしれない。たとえば二つの知覚の誘惑にまけずに、その間で頑張るとか。そういう記述においては、一元論にもどる。というのは、知覚という唯一のものしかないからだ。

知覚の唯一性ですか。このあたりになにかありそうだ。掘り下げよう!

>そして、第五巻で早くも第三の注意力というなんだかわけのわからんものが登場する。

あはは。なんとかワケわかってあげてください。「おいそうなんだろう?カスタネダ。おまえがいいいたいことは、こういうことなんだろう」という強引な押し付けでいいから。
キリシタンの信仰が、江戸期を経てわけのかわらないものに変化していくように、カスタネダの日本における受容がユニークなものになってもいいだろうとは思います。

>さらに、「既知、未知、不可知」という三つの領域設定も出てくる。

こんなのあったっけな。埴谷雄高を思い出してしまいますが。

>八方破れの言説は、その都度新たな意味を獲得していくが、同時にその多相性は限りなく不透明になって混濁してゆく。

がんばれカスタネダ、と言いたくなりますね。あ、もう鬼籍か。

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トピック= 2466 宛先= 2468 同宛先= 返信= 2471 2472
 
Subject Re2: 「沈黙の知」1
Author 耳かき [ 2469 to けた ]  4/19/Sat/2003   

ま、気楽に引用つきコメントをしましょう。

>主観客観と主体客体を 区別して 考えているのも
>おもしろいなとおもいます。

なぜ? それらは別のもんですぜィ。なんか面白い考えが出てきそうだから、ここはあえてつっこみたい。

>2は1によってあり 1もまた守るとなかれ
>という 禅の言葉は しっくりくるのですが

これ、出典いえますか? 興味あるな。道元?

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トピック= 2466 宛先= 2467 同宛先= 返信=
 
Subject Re: 「沈黙の知」1
Author イストラン [ 2468 to 耳かき ]  4/19/Fri/2003   

 いいですね、こういうのは。直接相手に語るのではなく、言葉をまき散らしている。

 これに接続しうるのは、第四巻の知覚の泡の章でしょうが、そこでドンファンが持ち出すトリックは、時間性を記憶に還元してしまうものでした。

 同時に二つの場所に存在するとは、二つの異なった記憶を持つことである。同時存在は二つの記憶によって可能になった。

 二と三の問題はカスタネダが決着をつけているとは言い難い。

 彼は八方破れの理屈を言っている。いちおう二元論が大前提としてある。トナールとナワール以外にはない。トナールが存在の反映であり、ナワールが無の反映である以上、それ以外というのはない。か、あるいはそれ以外というのは存在論の項目ではなく、認識論の項目になる。

 それは方法論とも言えるかもしれない。たとえば二つの知覚の誘惑にまけずに、その間で頑張るとか。そういう記述においては、一元論にもどる。というのは、知覚という唯一のものしかないからだ。

 しかしながら、一方には存在論的な多元論がある。それはサカテカやヘナロの10個の世界への視座であったりする。

 そして、第五巻で早くも第三の注意力というなんだかわけのわからんものが登場する。

 さらに、「既知、未知、不可知」という三つの領域設定も出てくる。

 八方破れの言説は、その都度新たな意味を獲得していくが、同時にその多相性は限りなく不透明になって混濁してゆく。
 

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トピック= 2466 宛先= 2466 同宛先= 2467 返信= 2470
 
Subject Re: 「沈黙の知」1
Author けた [ 2467 to 耳かき ]  4/19/Fri/2003   

哲学的にそうなるのだ。うそだが。
というの 同感できます。

主観客観と主体客体を 区別して 考えているのも
おもしろいなとおもいます。

カスタネダと耳掻きさんが 別人物みたいに認識できる自分も不思議です。

第3の道というとどうしても2元に対する1元を想像するのですが
それも よくわかりません。

2は1によってあり 1もまた守るとなかれ
という 禅の言葉は しっくりくるのですが

わたし へんでしょうか^^?

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トピック= 2466 宛先= 2466 同宛先= 2468 返信= 2469
 
Subject 「沈黙の知」1
Author 耳かき [ 2466 new post ]  4/18/Fri/2003   

「日常の世界はふたつの参照基準から成り立っている」
とドンファンは言う。具体的にそれは、どういうことなのか。
「たとえば、こちらとあちら、内と外、上と下、善と悪、などという具合にな。つまり、正確にいえば、わしらの生活の知覚は二次元なのだ。わしらがしていることに対する知覚には、どれも深さがないのさ」
ドンファンの例証が二元論の分割であることは、多言を要しないだろう。そして、ここでの「わしら」には、私のような愚にもつかない人間も含まれている。その上で、それには「深さがない」というのである。
が、深みのある「わしら」呪術師の世界には、第三番目の参照基準が存在するという。それは、以下のように説明される。
「呪術師は自分の行動を深さで知覚する」「彼の行動は本人にとって三次元なんだ。呪術師は三番目の参照基準を持っているんだよ」
「わしらの参照基準はまず感覚による知覚から得られる。感覚は知覚し、わしらにとって直接的なものとそうでないものを区別する。この基本的な区別を利用して、残りをひきだすんだ。」
「第三の参照基準に達するためには、同時にふたつの場所を知覚しなければならない」
これらは、「沈黙の力」のP270あたりのドンファンのセリフの抜粋だが、物語を読まないと、この呪文のような説明で、なにかを理解するのは難しいかもしれない。が、私の要点をいえば、これは神秘主義的な「行動」の説明で、それには「同時にふたつ」のものを知覚する必要があるとする、一定のパターンに収まるということだ。
問題は、二元論的対立に、第三の項目が加わるところである。そんなことが可能だろうか。理性がアンチノミー(二律背反)に陥るのは、人体に右腕と左腕があるというのと同じような根源性を持つのではないだろうか。
なにかのトリックがあるとすれば、例えば善と悪が静止的な観念論であるのに対し、第三項は時間的連続性のなかにある実践論であることだ。時間概念のあるなしが鍵になると思っているのである。
そして、私の哀れなまでに自由な妄想のなかでは、ここにイデア論が関わってきてしまうのである。本質には、時間がない。というより、むしろ時間は刺し貫かれて静止してしまうのである。おそらく、言語で組みたてられた理性は、時間を知らない。例えば体内時計のような形で直接に時間を認知するのは、沈黙の知の領域なのである。

あちらとこちらという二次元的な軸から脱却するために、ドンファンは「こちらとこちら」という言い方でヒントを与える。それを同時に知覚せよと言うのだ。
そんな指示語だけではなにもわからないので、ひとまず、あちらとこちらに、「客体」と「主体」を当てはめてみよう。さすれば、こちらとこちらは、「客観」と「主観」ということになる。客体と主体は、外と内の関係にあるが、客観と主観は、ふたつながら内に納まる。
しかし、客観と主観を同時に知覚するなどは、人間の領域を遥かに越えでることだ。完全な客観に達するというだけでも、まっとうな人間には疑問視されているワザではないか。
しかし、現象学には、インター主観性(これはジョークだ。間主観性または相互主観性の意)というインター能動的(インタラクティブのこと)な主客の橋が用意されている。これを渡れっ! 橋が焼け落ちないうちに。「カスタネダの力の戦いは小奇麗だったが、おまえのはやけっぱち戦争だな」と言ってくれるかい?ドンファン?
結論としては、客観と主観を同時に知覚すると、直接的に客体がわかるということになる。ま、哲学的にはそういうことになるワケだ。ウソだがな。

(つづく)

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