| TOPIC |
HEIMATLAND IN OST-PREUSSEN |
| Subject |
HEIMATLAND IN OST-PREUSSEN |
現実を考えると、Konigsbergが本当のKonigsbergに戻るのは無理かもしれない。ドイツ領東プロイセン州ケーニヒスベルク市を知る元住民は既にかなり
高齢であり、ドイツの若い世代にケーニヒスベルクへの追慕の念は強いものとは思えない。戦後新しく東から来た人々はカリーニングラード(ケーニヒスベルク)が、オルシュチン(アレンシュタイン)が、マモノヴォ(ハイリンゲンベイル)が既に故郷になっている。
ケーニヒスベルク市民の心のよりどころである、クナイプホーフは既になく
激しい空襲にも耐え抜き、復元しようとすれば出来た筈のケーニスベルク城の
美しい尖塔も今はない。
しかし、ケーニヒスベルクを擁する東プロイセンは2ヶ国に分かれてしまった
ものの、深い森と水晶のような湖、太古の記憶を今に残す琥珀を産み出す
バルト海岸、のどかな平原や麦畑、トラケーネンの馬たちは、今も昔も変わら
ない.国と言う仕切りを越えていつまでもそこに穏やかにあって欲しい。軍事的要地であると言うその宿命と決別し誰でも気軽に行き来できる土地であって欲しいと切に願うもである。