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TOPIC 論理療法
 
Subject Re3: 論理療法
Author ぱんどら [ 2955 to イストラン ]  2/12/Tue/2003   

>でもこれはもし自分にとって都合の良い命題だったら、同じような操作で
>もって、同じように緩和というか中和されてしまうのでしょうか。
またまたえげつない例で申し訳ありませんが、早く行かないように別のことを
考えるとか、暗記の練習をするとか言うのをどこかで読んだことがあります。
やはり中和するから役に立つかもしれませんね(笑)。

>契約とか約束とかいうのは、どこかで信じてないからやる行為でしょうに。
>恋愛というものをはじめから否定しているではないですか、これは。
>もっとも恋愛とは何かはかっこに入れるとして。
信じるとか信じないとかでなくて、何かを共同でやって報酬の分け前について
約束が無かったとしたら、配分について揉め事がおきやすいといえるのでは
ないですか?確かに信頼に基づいてうまくいくときもありますよ。
未来のことは分からないし、みなが基本ポテンシャルで「われよし」をめざすわけ
だから「われわるし、なんじよし」が2者間で発生する可能性が大なワケです。
その結果、互いを否定する闘争がおきるわけ。
そこで「べし」で示される当為命題を互いに真として確認しあうことで、そうした
災いを回避する言うことは生活の知恵でしょう。

あー、わたしがいまやっていること、これなんだ。
あまりに互いの分け前とか負担についてどうのこうの議論するのはたしかに
相手を信用しないいやなことですね。かといってあとにトラブルをひきおこす
災いを放置しておくのも下手な行為ですね。

わたしはこれを回避するのに互いに自分の利益なんて度外視する崇高な目標
を設定すれば互いの信頼が確立してともに共同作業が出来るのかなと考えま
した。古代エジプトのピラミッドは墓でなくて万人の死後の世界への一里塚だと
最近の資料で分かったそうですが、労働者に十分の食料と生活を保障した上
でかような記念碑の建設に参加する使命感を湧き立たせてあの建造物を実現
したイムホテプってどんな人物だったのでしょうね。
吉村さんがその墓をもうすぐ発見するかもしれないということですが、彼って
意識のその辺の理屈を知り尽くしていたのではないでしょうか。

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トピック= 2950 宛先= 2954 同宛先= 返信=
 
Subject Re2: 論理療法
Author イストラン [ 2954 to ぱんどら ]  2/12/Tue/2003  神秘主義と哲学 

 いやぁ、ようやっとわかりました。うれしいです。

 <二階の操作の意義として:価値命題の事実命題への転化>

 でもこれはもし自分にとって都合の良い命題だったら、同じような操作でもって、同じように緩和というか中和されてしまうのでしょうか。


>婚約も約束ですから一応履行する義務の発生はあるのではないでしょうか?

 契約とか約束とかいうのは、どこかで信じてないからやる行為でしょうに。恋愛というものをはじめから否定しているではないですか、これは。もっとも恋愛とは何かはかっこに入れるとして。

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トピック= 2950 宛先= 2951 同宛先= 返信= 2955
 
Subject Re: 論理療法
Author ぱんどら [ 2951 to イストラン ]  2/11/Mon/2003   

わたしの論理療法は自観法といいますが、これをはじめに唱えた仁宮武夫
は精神分析も本質はこの原理だといってます。
たとえば婚約の破棄という嫌な体験を自分のものとして受け取っているとき
はVAが「婚約の破棄は嫌だ」によってVS「今のわたしは駄目だ」の原因にな
っていますが「『婚約の破棄は嫌だ』とわたしは憤慨している」と認識を暗示に
よって押し付けいているとVAの真理値が削減するのです。
主観命題の真理値はファジィだから、漠然とした感覚でしかないという事実は
ありますが、嫌なことを人に話して他人の目で見ると同様の現象が見られる
のです。VAは価値命題ですがそれを二階の命題にしてみることで、事実命題
になっているわけですね。緩慢だから劇的というものでもないですが。

>ところで、そもそも婚約破棄されたぐらいで訴えるという行動が理解できない。
イストランさんだって怒ったりなんだりするでしょう。
その人にとって重要なことがその人にとって価値あることだから、たとえば
普通の人には引きこもりになるくらいの恐怖とか嫌悪感とか、理解できない
けれど当人にとって、価値命題の真理値が1というわけです。
>婚約というのは契約なのか。この女性にはおそらく訴えるという行動を通して
>しか表現できない相手へのうらみつらみがあったのだろうが、そういううらみ
>つらみを抱いた段階で、こんな相手を信じた私が馬鹿だったという推論はなか
>ったのだろうか。
自分でこうすることがよいと思っているうちはただの主観命題ですが、互いに
VAを確認して合意したときには規範となって二人にとって普遍的命題になる
のだとおもいます。婚約も約束ですから一応履行する義務の発生はあるので
はないでしょうか?
銀行が金を貸して返してくれなかったら、返せそうも無い奴に貸した当行が
馬鹿だったと推論してくれたらずいぶんおおらかな世界になるでしょうね。
もっとも、そんな銀行に金を貸すという馬鹿はいないかもしれないですよ。

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トピック= 2950 宛先= 2950 同宛先= 返信= 2954
 
Subject 論理療法
Author イストラン [ 2950 new post ]  2/11/Mon/2003  神秘主義と哲学 

 ぱんどらさんの図式は、実はよく覚えていない。この図式は確か価値×可能性=評価という面があると記憶している。

 しかし覚えていられないのは、この図式と事実性/価値性の区別とがからまってでてくるからで、一体この間の統一はどうなってるの?というふうに映ったからでもある。

 アルバート・エリスという人が<論理療法>なる考え方を主導しているそうだ(『論理療法』W.ドライデン」)。

 それを見てみると、一部分パンドラ図式と似ている。この種の考え方はやはりどこか共通点があるというべきか。

 ABC理論と称されるその中身をちょっと見てみよう。

 Aとは出来事とされる。この出来事は解釈された出来事や推論された出来事も含まれている。

 Bとは、信念である。
 Cとは、感情上の悩み、行動上の悩みである。

 例として、ある女性が婚約破棄されて「心が傷ついた」ことを裁判所に訴え、178000ドルを勝ち取った事件が取り上げられる。

 著者によると、この女性および裁判所の思考は、ACモデルとされる。婚約破棄という出来事(A)が傷心(C)と因果的に結びつけられる。

 問題は、B(信念)がC(傷心)の原因となりえることが無視されているということだそうだ。これを言い換えると、「考え方次第でどうとでもなるさ」ということなんだろうか。

 ところで、そもそも婚約破棄されたぐらいで訴えるという行動が理解できない。婚約というのは契約なのか。この女性にはおそらく訴えるという行動を通してしか表現できない相手へのうらみつらみがあったのだろうが、そういううらみつらみを抱いた段階で、こんな相手を信じた私が馬鹿だったという推論はなかったのだろうか。

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