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TOPIC 木田元の最終講義
 
Subject Re: 木田元の最終講義
Author 加藤 賢一 [ 3090 to イストラン ]  6/20/Fri/2003   

はじめまして。
高校の物理の教師をしています。最近メルロ=ポンティに興味を持っています。物理の論理は現象学的なものではなく、どちらかというと、カントやデカルトの頭の使い方と似ているんです。しかし、生徒の中でたとえば、女子が物理が分からないというときに、同じ論理で、詳しく説明するのでなく、現象学の手法を何らかの形で取り入れて、授業研究をすることはできないだろうか。もしくはそういった研究はないだろうか。物理というふうに断定しなくても、学問としての現象学がどのように現実世界の問題解決に適用されているかもし、分かれば教えて欲しい。できれば、直接に木田先生にメールが届くと好いのですが。よろしくお願いします。

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Subject 木田元の最終講義
Author イストラン [ 1818 new post ]  2/6/Tue/2001   

これと『チャンドス卿の手紙』を買ったのですが、最終講義をあけてみてビックリ。ホフマンスタールの話が出ていた。

 最終講義の前半は『存在と時間の構築』に出ていたものと同じですが、後半はマッハ主義の系譜ということになっています。この記述に「現象学はマッハから」「現象学的物理学の思想は感性的要素一元論であり、これは究極の一元的感性的諸要素がある特別な関数的依属関係に組み込まれたときにのみわれわれの感覚が生じる」となっていて、なにやらすっきりしていそうですね。

 マッハとフッサール
 マッハとゲシュタルト理論
 マッハとレーニン
 マッハとアインシュタイン
 マッハと全体論
 マッハとヘッケル
 マッハとニーチェ
 マッハとF・アードラー
 マッハとウィーン楽団
 マッハとホーフマンスタール
 マッハとムージル
 マッハとヴァレリー

などの話でした。ヴァレリーはマッハの『認識と誤診』の仏訳を読んで自分が先を越されてしまったと絶望し、その絶望から立ち直って書いたのが『若きパルク』だっとという話とか面白かった。

 『チャンドス卿の手紙』ですが、これは想像していたのと違うなぁ。もっと絶望的なものかと思ったのだが、感覚の復権?を志向する極めて健全な印象がありました。
 

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